身の回りで支柱の根本、錆ていませんか?


標識の支柱根本の腐食
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写真は道路標識の支柱の根本部分です。かなり腐食しており、倒壊の危険性があります。
金属は厚さの約5%腐食すると、強度が半分になるといわれています。道路標識や遊具の支柱は無傷の支柱で構造計算をしているので、腐食した支柱が強風や接触などで倒壊するのはあたりまえのことです。
根本の腐食は倒壊の危険信号です。身の回りにこのような支柱がありましたら、早期に対策をとることをおすすめします。
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なぜ支柱の根本は錆やすいのか?

図1.ゴミ等がたまりやすい 図2.損傷部分から腐食 図3.リング状に腐食が進行 図4.外力が加わると倒壊
支柱の中でもなぜ根本部分が錆びやすいのか?それは支柱の構造に関係があります。
図1のように支柱の根本部分は水気やゴミ・チリ等がたまりやすくなっています。そのため他の部分(大気中の部分)と比べると塗装等の劣化が早く、損傷する度合いも多くなります。
塗装等の損傷部分は鋼材がむきだしになった状態ですので、結露・雨等で水分が付着すると錆が発生してしまいます。(図2)
根本部分とコンクリート中との環境差が影響し、より激しい腐食(マクロセル腐食)が起こり、リング状に進行します。(図3)
腐食した根本部分は当然強度が低下するので、台風・強風・地震等の外力が加わると倒壊する恐れがあります。(図4)
環境によって異なりますが、根本腐食が原因の倒壊は15〜20年後に被害が出ることが多いようです。
支柱根本部分の腐食対策にポールキーパー
ポールキーパーは、メタルガードリング、メタルガードテープ、メタルガードソリッドで作られた支柱根本部分の「防錆キット」です。乾燥状態では被覆機能、水分が付着すると犠牲陽極機能を発揮するという亜鉛の特性を生かし、支柱根本の錆の発生原因をブロックします。
ポールキーパーの固いサポートにより、支柱は計画時の耐用年数通りの寿命を確保することができ、メンテナンスも不要なのでとても経済的です。腐食で支柱が倒壊する前にきちんとした対策をとり、安全で楽しい環境を作りましょう!
ポールキーパーの対象
◎ 道路標識・案内板等の支柱根本部分 → 施工例はこちら
◎ 桟橋・柵等の支柱根本部分
◎ 鉄塔等の根本部分
◎ マンションの柵の支柱根本部分
ポールキーパー 仕様
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材 料
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メタルガードリング
メタルガードソリッド
メタルガードテープ
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形 状
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馬蹄型 / 分割型 / 角型
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寸 法
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20 〜 250A
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ポールキーパーは当社の登録商標です。
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