鋼製の消火栓箱が腐食でやられていました。外部は上下コーナー部分が腐食しており、内部は下から5cm程度の部分が腐食しています。
特に内部は雨水の進入や結露等が原因で激しい腐食によって何箇所か穴があいています。早めにメンテナンスをしないと破壊してしまう恐れがあります。
錆をそのまま放置しますとどんどん進行するため、サンドペーパー・ワイヤーブラシ等で錆を除去します。
かなり腐食が進行しており、塗装ができません。そこでメタルガード工法でメンテナンスを行なうことにしました。
メタルガード工法は、亜鉛メッキと同等の効果があるメタルガードを使用する工法です。
錆を除去した部分にメタルガードテープを貼ります。
はさみ等で加工できるので、簡単に作業できます。
亜鉛の防精効果は持続力があり、10年程度はびくともしません。
外観も錆を除去した部分にメタルガードテープを貼ります。ほどよい固さのテープですので、角をきれいに取ることができます。
※ただし、メタルガードテープで構造補強はできま
せんので、あくまでも腐食対策としてご使用く
ださい。